戦後70年。
マレーシアからこんばんは。
好きな言葉は「ガンジス川でバタフライ」です。
戦後70年ということで、思い出したのが、祖父の話。
わたしが幼いとき(小学校低学年ぐらいかな~)、祖父が戦争の話をしてくれました。
祖父は陸軍の兵隊として中国へ行ってたみたいで、
そりゃ~すごかったわ~戦争。といってました。
そして笑いながらおでこにある弾丸がカスった傷を見せてきて、
あ、もう一つ傷があると言って、おもむろにズボンを脱いでお尻を見せてきて、
お尻にも弾丸がカスった傷をみせてきました。
子供ながらにすげ~って思ったけど、すげ~な。
このカスった弾丸が直撃してたら、自分がいないわけで、
(たぶん帰国してから親父が生まれてるから。)
そう考えると、戦地から帰ってきた人たちが生んだ命が今に続いているわけで、
戦地から帰ってこられなかった人たちが繋げなかった命があるわけで、繋げなかった命がもし繋がっていたら、いまとは違ったイマがあるわけで。
そんな戦争はしない方がいいわけで。
とういうわけで、ケラケラ笑いながら、牛乳と日本酒を1:1で割ったイカつい飲み物を飲みながら、戦争の話をしてくれた祖父が死んで15年経ったのか~と戦争についての話を行ったのを聞いたのは祖父だけですね。
70年も経つと実際に行った人ももうそろそろいなくなってきてるから、ここ5年くらいで行ったことのある方のお話を聞いておく必要があるのかなと思ったりしてます。